2021年度の体制について

こんにちは。林です。

先日、企画ライブ以降初めてのライブでした。

ライブ報告については別の機会にさせていただいて、今回はその前に一つ、大事なことをお伝えしておきたいと思います。ずっと考え方を整理して言葉にするのを先延ばしにしてしまっていました。(本当はもっと早くやっておくべきだったんだけどね…)


そう、実はweb上ではオフィシャルに公表していませんでしたが、前回の企画ライブを区切りとして、ベースのオチアイがいったん活動休止となりました。それに伴い、とりあえずは三名体制にて続けてみようかということになりました。前回のライブからは三人でやらせていただいております。


決して誤解して欲しくないのは、音楽的方向性の違いとか仲違いなんかではないよというところです。結局のところ、物理的に遠くへ引っ越してしまったので。。。正直こればっかりはどうしようもない。webで繋いでリモートで演奏するようなこともできないし、毎回上京してもらうのも現実的ではないからね。


じゃぁ脱退なのか?とか、一時活動休止なのか?など、この状態については皆さんいろいろ気になるところかと思いますが、我々としてはそこらへんは敢えてグレーにしてます。何か既存のバンドの概念で説明できる言葉があればいいんだけど、どうにもこうにも説明し難い現状と感情なのです。


まず、私たちEDOMAEというグループは「一緒に活動できないなら一緒のバンドじゃないんだから脱退だよ!オトシマエ付けてから行けやぁ!」なんて、そんな、バンドという形式にゴリゴリにこだわって活動してきたわけではないし、「帰ってくるまで活動休止して待ってるからねー」みたいな感じの生温さで音楽に向き合ってきたわけでもないつもりです。そして、「一緒に演奏すれば誰でもみんなメンバーだよっ♪」のような感覚のバンドでは無いつもりだし、かといって、「絶対この四人じゃないとダメなんだよぉ!」なんて、青春を引きずったことをやるつもりもない。そもそもサンバダンサーとチアガールはいつでも大歓迎だし…。


…とまぁ、皆さんなんとなくお察しの通り、相当にめんどくさい感情なんです。わかるでしょ?この感じ。いや、わかってほしい。


ここからちょっと真面目に話すけど、かといってベースパートを永久欠番とするつもりはないんです。でも大々的に募集するつもりもない。ベースレスが異常な状態であるとはこれっぽっちも思っていないのです。もともとベースレスだったし、「変に背伸びしないで、できることを一生懸命やろう」から始めたバンドだったので、バンドのパート編制はこうあるべき、とかそういう考え方はとっくに捨て去ってた。フィーリングが合った演奏ができるならばパートなんてどうでもいいよね実際。


これから、ドラムが増えるかもしれないし、ダンサーが入るかもしれない。でも、どんな状況でもそれがEDOMAEだよ。今後どうするかにあたって、タカシマが真っ先に「屋号は残したいね」と言ったんだけど、まさにそういうことなんだ。俺たちが共有し、創り上げた価値観はこれからも生き続けるし、殺してしまうにはあまりにも惜しい。変化はするかもしれないけど、大事な根本はこれからも続いていくと思うんだ。それは、ちょっと矛盾するところもあるかもしれないけど、今までの時間を共に過ごした誰もがEDOMAEの一部になってる。だから、今回の件は脱退でも活動休止でもない。というところ。


んだもんで、とりあえず、当面は三人体制です。これからもっと先の未来、もしかしたらまた一緒にやれる時が来るかも。その時には徹底的にやりたい。

いまこの一瞬に全力をかけるってのが、粋ってもんだろう?

また一緒にできるといいな。